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今まで1200名以上の方にセミナーや講演会を実施し、365日毎日受講生の食事内容を見ていると、なかなかダイエットが成功しない人にはある共通のおデブ習慣があることに気がついてきます。そこで、今回はそのおデブがやりがちな共通となる習慣を3つご紹介したいと思います。
おデブは、ごはんを食べながら「痩せなきゃ〜」とダイエットの話をし出します。おいおい、いま食べてるところじゃん!と思わずツッコミを入れたくなりますが、そんなことはおかまい無し。
食べてるときこそ「痩せたい」「ダイエットしなきゃ」と話し出すのがおデブの鉄板パターンです(実はコレ、まさに私もそうでした…)。
「痩せたい」「痩せたい」と口では言いながらも、食べることが大好きで、我慢とは無縁で、得意はリバウンド!ではありませんか?
また、「いただき物が多いから」「仕事が忙しくて時間がないから」「旦那と子供の食事も作らないといけないから」とできない理由はいくらでも出てきます。
そんなご飯を食べているときにダイエットの話をしだすおデブさんは、あえて出会いの多い場所に出向き、わざと傷ついてみるのがオススメです。なぜなら、「いつかやろう」のいつかは何かきっかけを与えない限り、永遠に訪れないからです。
あえて自ら婚活パーティーや異業種交流会、各種イベント、クラブなど、出会いの多い場所に出向いてみてください。周りにいる綺麗でスタイルのいい女性たちを見ると、「ああ、このままではマズイ!」ときっとダイエットのスイッチが入るはずです。
口だけ星人では、いつまで経っても体重は1kgたりとも減りません。キレイになりたければ、行動するのみ!
なぜかおデブは、朝にグリーンスムージーを飲む確率が非常に高いという私の中の統計があります(これ私の友人の美容家も言っていました)。
毎朝グリーンスムージーを飲んでいる女性は、「自分は体にいいことをやっている」と胸を張っています。
ではそのエビデンスはなんでしょう?朝にグリーンスムージーを飲めば、野菜がたっぷりとれるし、酵素もとれるし、健康に良さそう!では、到底信頼できるエビデンスとは言えません。かつ、残念なことに朝のグリーンスムージーを飲んで痩せた方も見たことがありません。
ここでお伝えしたいのは、グリーンスムージーが一概にダメ!ということではなく、グリーンスムージーと言っても、おデブの方とヤセの方とではスムージーの「作り方」に違いがあるのが問題だということです。
ではまず、おデブの方とヤセの方とのグリーンスムージーレシピの違いを比較してみましょう。
ほうれん草、バナナ、りんご、調整豆乳
小松菜、ほうれん草、しそ、パセリ、キャベツ、ケール、りんご
おデブがつくるスムージーレシピは、野菜より果物が多めなことがお分かりいただけると思います(特にバナナなど糖質が多いもの)。果物を「非常に健康にいい食べ物」と考えていたり、野菜と同じような位置付けで捉えていたりする人もいるようですが、これは認識を一新すべきです。
確かに、果物にはビタミン、ミネラルが豊富に含まれています。しかし一方で、糖質の塊とも言えるものです。(特に日本の果物は糖度が高く改良されています)
果物に含まれるのは、果糖です。このことを取り上げて「果糖だから太らない」と言う人がいるのには困りものですが…。はっきり言って果糖だからこそ、果物は太りやすいのです!それは、生化学を学んだものからしたら明白すぎる事実です。
人間の体はエネルギー源としてブドウ糖を優先的に使います。果糖はエネルギー源としてではなく、すぐに脂肪に変えて貯蔵されます。つまり、「太りやすい糖」なのです。
たくさんの果物を使った糖質たっぷりのグリーンスムージーを、起きたばかりの空腹状態で飲むのは血糖値を急上昇させるので最悪です。果物はそのままで食べるのがベストであって、わざわざ絞ってジュースにするのは実はナンセンス。
果物が好きなのであれば、朝食に少量をゆっくり噛んで食べた方がベターです。なぜなら、自分で皮をむきながらゆっくり食べれば1個で十分に満足できるはずなのに、ジュースにしたばかりに、不必要な糖分をとりすぎる結果となるからです。
かつジューサーで絞れば、せっかくの食物繊維も取り除かれてしまいます。なので、決して果物多めのグリーンスムージーにはしないこと!飲むならせめて、野菜多めのスムージーを作りましょう。
おデブは、「野菜は高いし腐らせてしまうから」を理由に、買わないし、食べません。初めて私のところにカウンセリングに来られる方も、緑黄色野菜を食べていない人が圧倒的に多いです。
また野菜を食べていても、レタスやキャベツくらいしか買わなかったり(しかしドレッシングの種類はやたらと持っている)、レタス、トマト、きゅうりのような具の少ないサラダを作っていることが多いのが特徴です。
野菜の種類や摂取量が少ないようですね?と尋ねると、「だって野菜は高いですし、腐らせてしまうんですもん!」が定番のセリフです。
はっきり言いますが、レタスやキャベツのような色の薄い野菜ばかりでは、野菜を食べているうちには入りません。もちろん、どんなに色が濃くても「ブロッコリーだけ」食べているのも同じく意味がありません(これも結構多い!)。
野菜は7色の虹のようにカラフルに摂ってこそ栄養の相乗効果が高まりますし、野菜の持つフィトケミカルや抗酸化作用がアップするのです。
ちなみに、「野菜は高いし腐らせてしまうから」と多くの女性が口を揃えて言いますが、
バランスよく色んな料理に生かしてしてあげれば腐らせることはありませんし、冷凍保存するのも手です。また、お惣菜や加工食品で済ませるより、お財布にも優しくなります。
さらに、食べてキレイになれる料理を手作りできるようになれば、内側からお肌がキレイになるので高価なエステや化粧品代など特別なケアにお金をかける必要がなくなります。また、健康面でも風邪を引きづらくなるので病院代や薬代もかからなくなり、結果、人生のトータルでみてもコスパが良くなります。
「野菜は高いし、腐らせてしまうから」と敬遠するのではなく、ぜひスーパーへ行ったらいつもと違う野菜を手に取ってみたり、カゴの中身がカラフルになるように野菜を揃えてみてください。
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この記事のライター
鈴木梨沙
970
2013年に食生活を見直したことで3ヶ月で-10kgのダイエットに成功し、同時に肌荒れ、便秘、むくみ、心の安定など、様々な悩みを改善できたことから、食事の大切さに目覚める。2014年から単発の料理教室を開催し、その後2016年に美女養成スクール「The venus」を開校。2017年に日本ビューティーフード協会を設立。ダイエット、美肌、心の安定など、女性の様々なお悩みを、徹底的なカウンセリングから、食生活、生活スタイル、体質などを分析し、最短で最適な食生活の改善に導いている。
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