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寒い季節にクリームシチューは何よりのごちそう。圧力鍋で簡単&時短クリームシチューのレシピをご紹介します。また市販のシチュールーやホワイトソースを使わないヘルシーなクリームシチューです。味付けは塩だけ!?シンプルですが、圧力鍋で素材の旨みがぐんぐん引き出されます。ぜひお試しくださいね。
普通の鍋を使って煮込み料理を作るときは、コトコトと長時間火にかけて、煮込みます。
その間、お鍋の中は90℃~100℃になります。
一方、圧力鍋を使うと、120℃前後の高温で食材を煮込むことができるので、普通の鍋で数十分かかる煮込み時間が、わずか数分に短縮できます。
早く火が通るので、いつもより少し大きめに、ダイナミックにカットすると、煮崩れも少なく、素材そのもののおいしさが味わえます。
じゃがいもは煮崩れしにくいメークインがおすすめです。
圧力鍋に生のままの具材を入れたら、塩と水を入れるだけ。
この時入れる水の量は、わずか1カップでOK!
少ない水分で煮ることで、蒸すように火が通り、旨みがぐっと引き出されます。
また、時短で作るためのポイントでもあるのです。
こんな少しの水で大丈夫?と心配になるかもしれませんが、圧力鍋は加圧時間が10分以下の料理なら、1カップ(200ml)程度の水分が入っていれば大丈夫なんですよ。
ここでたくさんの水分を入れてしまうと、調理時間が余計にかかってしまうので注意してくださいね。
・鶏もも肉 1枚(200~250g)
・塩 小さじ1/4
・じゃがいも(メークイン) 小2個
・にんじん 中1/2本
・玉ねぎ 中1個
・しめじ 1/2パック
・ローリエ 1枚
・水 1カップ(200ml)
・塩 小さじ1/2
・牛乳 1カップ(200ml)
・米粉 大さじ2
(作り方)
①鶏もも肉は一口大に切り、塩をもみ込む。じゃがいもは皮をむいて半分に切る。
にんじんは厚さ2㎝の輪切り、玉ねぎは8等分、しめじは小房に分ける。
②圧力鍋に①の野菜と鶏肉、ローリエを入れる。分量の水、塩を入れたら、ふたを閉めて火にかける。
③沸騰して圧力がかかったら1~3分加圧して火を止める。
※加圧時間は圧力鍋によって異なります。お使いの圧力鍋のレシピ集でご確認ください。
④圧力が下がるまで余熱でしばらく置き、ふたを開ける。
⑤米粉と牛乳をよく混ぜて、圧力鍋に加えて中火にかける。
混ぜながら加熱し、とろみがついたら、塩で味をととのえる。
※お好みで、ゆでたインゲンやブロッコリーなどをあしらうと見た目が華やかになります。
出来上がったクリームシチューは、そのまま食べてもおいしいのですが、食卓でちょっと味に変化をつけたい時に、こんな「ちょい足し」はいかがでしょうか?
おすすめのちょい足し調味料をご紹介します。
和風のイメージですが、クリームシチュー(ホワイトソース)とよく合います。少し加えると柚子のさわやかな香りの奥に、ピリッとしたアクセントが付きます。具材の鶏肉に付けながら食べるのもおすすめです。
マスタードも、クリームシチューとの相性抜群!マスタードクリームソースっぽくなってくれます。じゃがいもにマスタードを付けて食べたり、ルウにマスタードを溶かしながら食べるのもおいしいです。
意外や意外、クリームシチューとお味噌って合うんです!少しだけ、ルウに溶かし込むと味に深みが出ます。
アツアツのクリームシチューに、とろけるチーズや粉チーズをトッピングすれば、ぐっとコクと旨みがアップします。お子さんが喜ぶちょい足しです。
ぜひ、お試しくださいね。
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この記事のライター
さいとうあきこ
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圧力鍋研究家。圧力鍋の便利さ、楽しさ、正しい使い方を教える圧力鍋のお料理教室「うちごはんラボ」を主宰。活動4年で1500名以上の圧力鍋ファンを生み出す。前職の調理器具メーカーで得た知識と、20台以上の圧力鍋を使い比べてきた経験を元に、化学調味料などを使わずに、素材のおいしさを最大限に生かした料理を紹介している。
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