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不妊治療を始めるまでは気軽に行けた海外旅行やイベント。気になる事といえば『予定に生理があたらなければいいな』程度。でも妊活を始めると、なかなかスケジュールをたてるのが難しいのが現実。妊活の先輩ポチ子さんはどうしているのでしょうか。
不妊治療を始めるまで夫婦ではもちろん、友達や親族とも気軽に旅行やイベントに行っていました。
気になる事といえば『予定に生理があたらなければいいな』程度。
滞在日数の長い旅行や体力のいるイベントでも、都合が合えばどんどんスケジュールを入れて楽しんでいました。
不妊治療を本格的に始めてから、滞在日数の長い旅行はパタリとなくなりました。
通院はもちろん、使用する時間が決められている薬や注射、体のリズムで治療予定が変わるので前もって計画を立てる事が難しくなったからです。
そして、治療の内容や周期によっては体力が必要なイベントなどの参加が難しくなる事もあり、
まわりに治療をカミングアウトしていない私は友人からの夏のキャンプやウィンタースポーツ、事前に人数予約が必要なイベントなど「都合が…」と断り続け、
もうお声すら掛からなくなってしまいました…。
(もちろん上手に予定を組めば都合もつけられるとは思いますが、私の場合は気にしすぎる性格もあり、予定を組むのが難しかったです…。)
旅行に行かなくなったのは治療のスケジュールもありますが、治療費が高額なため治療も旅行も!というわけにはいかなくなった…という理由もあります。
治療を優先し、お金がどんどん治療費に消えてしまい、海外旅行にも行けず楽しい思い出を作れなくて申し訳ない…という気持ちを夫に伝えた事もあります。
夫は
「不妊治療は夫婦で取り組んでいる事だから、ポチ子が頑張っていたり、二人で喜んだり挑戦したり、ひとつひとつが大切な思い出になっているよ。それに、治療費は夫婦のために使ったお金だから僕は“治療に消えた”という捉え方はしてないよ。僕からしたら旅行に行ったお金も、治療したお金も同じ“夫婦のために使ったお金”だから。」
と言ってくれました。
旅行や友人達と出かける事はぐんと減ってしまいましたが、夫婦で出かける事はとても多くなりました。
最近は、「近いからいつでも行ける」と思って結局行った事のない場所へ行ってみよう!
というお出掛けの楽しみ方をしています。(散歩~日帰りの範囲)
私は地方出身で、用事がなければ出歩かず、行動範囲も狭かったので、東京に住んでからも、都内でも行った事のない場所がたくさんあります。
夫は東京出身ですが、新しくできた場所など知らない所もまだまだ多いらしく夫婦での近場のお出掛けはこれからもたくさん楽しめそうです。
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この記事のライター
ポチ子
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1978年生まれ2011年に結婚しました。約1年間の自己流妊活後、不妊治療を受ける決意をし治療開始。同じ悩みを持つ方や、不妊治療について知りたい方にとって、少しでも参考になればと思い自分自身の不妊治療の体験をブログで綴っております。
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