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そば粉のガレット。家でつくるのは面倒くさそうに感じますが、そば粉が手に入れば、他の材料はシンプル。専用の道具がなくても、フライパンを使って、家で手軽に楽しむことができます。
そば粉のガレットは、フランス北西部ブルターニュ地方の郷土料理。
そばといえば、日本食のイメージですが、小麦が育ちにくいこの地方では、そばの栽培が盛んで、古くからそば粉が主食とされていたそうです。
「ガレット」という言葉は、フランス語で「丸く平たく焼いたもの」の意味。そば粉で作った生地を丸く焼いたガレットは、外側はカリッと香ばしく、中はもっちりとして、そば粉の風味も楽しめます。
そば粉のガレッと組み合わせる食材で一番オーソドックスなものは、卵とハムとチーズのもの。
本場の生地は、そば粉と水と塩だけで作るそうです。卵を入れると焼きやすくなりますが、今回はシンプルにそば粉と水で生地を作りました。
香ばしい焼き色を付けたかったので、ちょっぴりお砂糖も入れています。
〇生地(21cmのフライパン2枚分)
そば粉 35g
水 100cc
砂糖 小さじ1/2
塩 ひとつまみ
バター(サラダ油) 適量
〇乗せる具材
卵 2個
生ハム 4枚
シュレッドチーズ 30g
塩 適量
ベビーリーフなど お好みで
① そば粉、塩、砂糖を合わせ、水を半分位いれてよく混ぜ、残りの水を入れてよく混ぜたら、冷蔵庫で1時間以上寝かせる。
② フライパンを熱し、バター(またはサラダ油)を入れたら薄く全体になじませる。生地の半量を流し入れたら、フライパンを大きくまわして、生地をフライパン全体に回し広げる。
③ シュレッドチーズをのせ、卵を割りいれて軽く塩を振り、生ハムをのせる。
④ 生地に焼き色がついてきたら、生地の端を折り、四角にたたむ。
⑤ 盛り付けて、お好みでパセリやベビーリーフなどを彩りにのせる。
21cmのフライパンを使って、小さめサイズのガレットです。
テフロン加工のフライパンの場合は、バターが多いと生地がうまく広がらないので、薄くなじませる程度にし、生地を流し入れたら、フライパンを傾けてまわすようにして、生地を薄く広げます。
温泉卵を使い、サラダ仕立てにしたガレットです。
生地(上と同じ)
〇乗せる具材用
シュレッドチーズ 40g
生ハム 4枚
ベビーリーフなどの野菜 適量
粉チーズ 適量
オリーブオイル 適量
塩 適量
① そば粉、塩、砂糖を合わせ、水を半分位いれてよく混ぜ、残りの水を入れてよく混ぜたら、冷蔵庫で1時間以上寝かせる。
② フライパンを熱し、バター(またはサラダ油)を入れたら薄く全体になじませる。生地の半量を流し入れたら、フライパンを大きくまわして、生地をフライパン全体に回し広げる。
③ シュレッドチーズをのせ、生地に焼き色がついてきたら、生地の端を折り、四角にたたむ。
④ 盛り付けて、ベビーリーフ、生ハム、温泉卵をのせる。野菜にオリーブオイルをかけ、粉チーズ、塩を振る。
野菜は、ベビーリーフの他、季節の野菜で。今の時期なら、茹でたアスパラガスや、スナップエンドウなどがおすすめです。
上のレシピは少し小さめサイズなので、生地を多めに焼いて、具材を変えて楽しむのもいいですね。チーズの種類を変えたり、ベーコンや、スモークサーモンなども相性ばっちり。
飲み物に、ブルターニュの特産品、りんごで作られた発泡酒のシードルを用意すれば、気分も一段と盛り上がります。
のんびりとした休日にそば粉のガレットを、この週末にいかがですか?
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この記事のライター
笠原知子
6900
IT企業で8年勤務した後、出産で退職。現在は、パソコンインストラクターとして仕事をしながら、Webと、企業様向けに、お酒と共に楽しむ料理を中心としたレシピを提供しています。
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