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美容学校教員兼スタイリストの野澤琢眞です。美容室で初めに美容師さんがカウンセリングをしてくれますが、その時に自分がなりたいイメージを伝えるのはなかなか難しいと思います。今の自分に似合うものがわからない方、イメージはあるがうまく伝えられない方は、今回ご紹介するポイントを参考にしてみてください!
初めて行く美容室の場合、行く時の格好に注意して下さい。
美容師はお客様を見た目で判断します。それはその日お客様が身につけている洋服、靴、アクセサリー、持っている鞄、メイクや髪の状態を総合的に判断して、その方がどんな方なのかを想像してスタイルを提案してくれます。
ですので、美容室に行く場合は必ず普段自分がよくする格好で出かけて下さい。そうすれば美容師さんがあなたの好きそうなスタイルを提案しやすくなります。
ほとんどの女性の方がヘアカラーをしてると思いますが。美容室でカラーをオーダーする時は、まず初めに自分に似合うカラーが何かを確かめて下さい。流行りのカラーをするというよりは、自分に似合うカラーを見つけることがとても大切です。
似合うカラーを見つける方法としては、肌の色、目の色、その日の服装などを基にすること。これを「パーソナルカラー」と呼びます。
肌の色は日本人の場合「イエローアンダートーン」もしくは「ブルーアンダートーン」のどちらかに属します。どちらに属すかで似合う「色味」が決まります。そして目の色が「濃い」か「薄い」かで似合う明るさが決まります。そして最後にその日の服装でその方の「好きな色」が分かります。
この3点を総合して似合うカラーを考えていきますが、プロの美容師ならお客様を見た瞬間にこれが分かります。
元々こだわりのない方はそのままお任せでカラーを選ぶのも良いですし、したいカラーが決まっている場合はこれらの情報をもとに微調整してもらうのが良いと思います。
パーマをオーダーする時の注意点もいくつかありますが、1番初めに「自分にはパーマが本当に必要かを確かめること」が大切です。
パーマというものはヘアスタイルにリンクしているので、元々ある癖を生かせる場合もありますし、髪のダメージによってはパーマが困難な場合もあります。
パーマが必要になった場合は美容師さんに必ず自分の髪の特徴を伝えて下さい。パーマ履歴のある方は今までのパーマがかかりやすかった、かかりにくかった、かかったけどすぐ取れてしまった、かけてしばらくは取れなかったなどを説明すると、美容師はお客様の髪のパーマに対する特性が分かり、使う薬剤の種類や巻き方が選びやすくなります。
また、自分が普段どのくらいの時間をかけて髪をスタイリングするのかを合わせて説明しておくと、それに合わせてパーマをかけてくれると思います。
カラーもパーマもその方に似合うものが1番のトレンドになりますが、今年の秋冬はカラーは「ラベンダー」や「ピンク」などの黄色味が抑えられるカラーが人気です。
パーマは薬剤の進化が進んだ「デジタルパーマ」が再注目をされていますので、なかなかパーマがうまくいかない方はぜひ一度お試し下さい。
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この記事のライター
野澤琢眞
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三重県内の美容室に11年勤務した後、現在は美容専門学校の教員をしながら直営サロンでスタイリスト業務も行う。美容学生に向けて発信したInstagramのヘアアレンジ動画が分かりやすいと人気となり1年で10万フォロワーを達成。2017年「次世代インフルエンサー美容師」全国1位を獲得する。学校外でも若手美容師の為のヘアアレンジセミナーを開講し活躍の場を広げている。
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