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統合美療師の百木ゆう子です。カユミや赤味、化粧ノリが悪い…など季節の変わり目や花粉、乾燥などで不安定になる肌を「ゆらぎ敏感肌」といいます。いたわりながら育てて強くする「ゆらぎ敏感肌」のための対処法をご紹介!
お肌のお手入れ、先ずはクレンジングクレンジングは、とくにファンデーションを塗る方には、とっても大切な美肌キープのベースがここにあること、知っておいてくださいね。クレンジングを失敗すると、それこそその後のお手入れは台無しに。
いかに、肌の皮脂のバリアゾーンを損なわずに表面についたファンデや汚れをきちんと落とすかが大切です。
私は昔アトピーだったこともあり、未だにストレスや今時期のような季節の変わり目はガサガサ+カユカユに。なので、通常お肌はスッピンまたはクレンジングのいらないミネラルファンですが、そのかわり、目の周りはかなり色々小細工しておりますので、クレンジングはやはり必要です。
何で落としているのかっていうと、純粋なホホバオイルか普通のモイスチュァライザーなど、水でさらっとは流せないものを使います。
水とサッと乳化してすぐに消えてしまうようなクレンジング剤は、お肌に良い影響は 与えないのです!
お肌のバリアゾーンがダメージを受けてさらに乾燥肌になってしまいます!
私のおすすめクレンジング方法は、ホホバオイルまたは水になじまないクリームでこすらず毛穴に押し込むようになじませてから、クルクルッと化粧品を浮かせます。
その後、手のひらにガーゼを乗せてぬるま湯をその手に溜めてお湯を肌に押し当てます。ここでポイントは「お湯を押しあてる」のであって「ガーゼを押しあてるのではない」ということ。これを数回繰り返すと、思ったほどベタツキも残らず、しっとり。最後に水にして同じように水を押しあてたらガーゼを絞り、お顔の水分を冷たいガーゼで押し拭きして終了!
冷たいガーゼで毛穴も締まり、ほどよく残ったオイル分で仕上がりはしっとり。その後、炭酸スプレーや化粧水、オイルなどで仕上げておやすみなさい。
気づきました?そう、石鹸洗顔はしません。
石鹸や洗顔フォームは肌のタンパク汚れ(アカなど)を取り去り、肌をアルカリ性に傾けます。それは、健康な肌の方には有効なのですが、「ゆらぎ敏感肌」のかたにはアカも立派な保護膜になるので、取らずに大切に取っておきましょう!
翌朝は、何もつけずにガーゼ洗顔だけして、基礎化粧。それだけでムチムチ肌に。
洗顔後にブースターとしてオイルをお肌に塗ると、肌の角質層もふっくら。 そして、オイルによってふくらんだ角質層は新陳代謝による入れ替わりもすんなり。さらに化粧水をたたいてしっとりです。しかもベタベタもしないので最高です!
ちなみに 化粧水のブースターオイルに向いているのはサボテン、アルガン、シーバックソーン、ホホバ。他のオイルとブレンドしていない天然のピュアオイルであることも大切です。
油分があることにより、花粉や乾燥から肌を守ってくれて、下から出てくる新しい肌の邪魔もしません。
ぜひ化粧水前に1滴のオイルを加えてみてください。
最後にお伝えしたいことがあります。何となくクレンジング→洗顔→化粧水…としている方が多いようですが、クレンジング剤の成分や目的、洗顔の必要性、化粧水を浸透させるためには、などなど意味がわかるとやり方も変わり、肌も生まれ変わります!
常識にとらわれず、あなたに最適なケアを見つけて、「脱・ゆらぎ敏感肌」→「強美肌」へ!
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この記事のライター
百木ゆう子
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1995年、エステティシャンとして活動を開始。これまでに5万人を超える顧客を迎え、数々のエステティシャンを輩出。その才能は数多くの業界トップで活躍するスペシャリストらからの称賛を集めている。クリニック、鍼灸整骨院、スポーツクラブでの経験と研鑽から統合的に体を診る統合美療師として、サロンでの施術をメインに出版、講演を通して「自分次第でいくらでも健康で美しく幸せなれる」ということを、多角的に発信。
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