/
ANAグループ内でのキャリアチェンジを経て、現在は大規模プロジェクトでスペシャリストとして活躍する山根 絢香。ANAグループ全体の変革を推進する社内リーダーの役割も担い、精力的に取り組んでいます。子育てをしながら仕事も充実させる山根の、挑戦を楽しみながら成長し続ける姿を追います。

ANAシステムズで、スペシャリストを務める山根。現在、ANAマイレージクラブに関する大規模なプロジェクトと、ANAグループ全体の変革を推進する未来創造活動の社内リーダーという2つの重要な役割を担っています。
「ANAマイレージクラブに関する大規模なプロジェクトに携わっています。ANAの関係各所や、ビジネスパートナー企業と協力しながら、新しいものを作り上げているところです」
山根はアプリケーション機能の要件を取りまとめるシステム側の立場として、10名程度のチームを統括しています。
「ステークホルダーであるANAの関係各所やビジネスパートナ企業と協力しながら、新しいものを作り上げているところですが、大枠は決まっているものの、細かいところはこれからです。メンバー間のヒアリングやステークホルダーとの調整を重ねながら、思い描く夢を現実に落とし込む作業を実施している段階です」
もう1つの重要な役割が、未来創造活動の推進です。グループ各社から変革リーダーを選出し、各社での新しい取り組みをグループ全体で支援する活動を展開しています。
「2025年度は、私が会社の代表として変革リーダーに選ばれました。指名をいただいたときは驚きましたが、同時に会社が私に期待してくれているのだと感じ、嬉しく思いました」
現在、社内公募で集まった8名のサブリーダーと共に、ANAシステムズにおける変革の方向性を模索しています。
「ANAグループの各現場にてDX推進を支援する活動を考えています。グループ各社のために、どのような活動を行うか、現在アイデア出しを行っているところです」
プロジェクト業務と未来創造活動の兼務という多忙な日々を送る中でも、山根は高いモチベーションを保ち続けています。
「どうせやるなら楽しくやりたいと思っています。プロジェクト業務では、システムの完成を思い描きながらメンバーとコミュニケーションをとったり、後輩たちの成長を見守ったりすることを楽しんでいます。
未来創造活動では、今まで話したことのない社員や役員陣に相談させてもらう機会があり、さまざまな示唆をもらい刺激を受けられることが楽しく、それをモチベーションに頑張っています」

山根は2009年にANAグループの1つであるANAテレマートに新卒で入社し、国際線予約センターで顧客対応に従事していました。
「予約を主に取り扱うため、予約に関する専門知識やノウハウが蓄積できる場所だと先輩社員から説明を受けました。何かのエキスパートになりたいという自身の想いと、幼い頃からANAの飛行機に乗る機会が多くANAグループが好きだったことから入社を決めました」
予約センターでの業務では、お客さまと直接対話する中で、サービスに関する知識を深め、お客さまへの真摯な想いを育んでいきました。
「国際線の予約センターに勤務し、お客さまからの電話やメールによる問い合わせに対応していました。係員として1次対応を行い、お客さまとの間で問題が生じた際には責任者として2次対応も行っていました。
これらの業務を通じて、ANAおよび航空会社全体の予約に関する知識や、ANAのサービスに関する知識を深く習得できたと感じています」
その後、全日本空輸への出向を経験。山根は国際線予約システムの運用・開発に携わり、現在の仕事の基盤を築きました。
「この時がシステムに本格的に触れる初めての機会でした。多くの関係者と交渉しながら、新たなサービスやシステムを構築していくプロセスを学びました。仕組み自体を調べたり理解したりすることに、昔から強い興味があったので、自分が予約した際にシステムがどのように動作するのかを見るのが楽しかったです」
産休・育休を経てANAテレマートに復帰した頃は、お客さま対応に加え、係員の育成や取りまとめにも携わりました。この時期に自身の社会人経歴を振り返り、山根は次のステップへと踏み出すことになります。
「ANAテレマートに復帰し、子育てもあり、環境が変化する時期でした。その中で、これまでの経験を振り返った時、システムに関わる仕事が一番楽しかったと感じました。もう1度システムに関わる仕事をしたいと考えていたところ、ANAシステムズへの転籍の機会があったので挑戦することを決意しました」

2023年の転籍後、山根は2カ月間の研修を受けた後に、現在のANAマイレージクラブ関連プロジェクトに配属されました。
「入社後、新入社員と共に2カ月間の研修を受けました。転籍であるにもかかわらず、基礎からしっかりと教育してもらい、非常に驚きました。
その後6月から現在のプロジェクトに配属されましたが、システムの世界に飛び込んだばかり。右も左もわからない状況の中で、初めて自分自身でさまざまな調整を行い、要件をうまく形にまとめることができた瞬間は、非常に嬉しかったです。自分が初めてプロジェクトの一員として役割を果たせたのだと感じました」
この困難な状況を乗り越えるために工夫した点として、山根は周囲に頼ることを挙げます。
「自分ができないことを認め、積極的に周囲に頼り、さまざまな人に質問したり、多くの意見を聞いたりすることで、最善策を導き出すように心がけました。それがうまくいった要因だと考えています」
2025年4月からはスペシャリストとして10人のメンバーを取りまとめる立場となり、新たな課題に直面しています。
「ステークホルダーが多いプロジェクトであるため、さまざまな人々との調整は難しいと感じています。周囲との調整に時間を取られると、自分の部下の状況が見えなくなってしまうこともあります。このバランスをどう取るか、現在模索中です。
こうした悩みも、先輩、リーダー、部長など周囲が必ず話を聞いてくれるので、常に相談しながら進めるようにしています」
山根は、仕事をする上で意識していることがあると言います。
「システムの仕様や機能を検討する際には、常に『お客さまがどう思われるか』を意識しています。これは前職のANAテレマートで実際にお客さまに接する立場で、お客さまがどう考えているかを肌で感じていたからです。お客さまに愛されないものは世に出す意味がないと考えているので、お客さまの視点を念頭に置きながら調整を進めています。
そして、ユーザー部門のメンバーと議論がまとまり、『まさにこれをやりたかったんだ』という言葉を聞けた時や、システム要件にうまく落とし込めた時には、大きなやりがいを感じますね」

山根は現在、テレワークを活用しながらフルタイムで働き、仕事と育児の両立を実現しています。
「柔軟な働き方を選択できるおかげで、自分のやりたい仕事を思う存分できています。また、職場には子育て中の人も多く、周囲の理解やサポートに助けられています。
たとえば、保育園から呼び出しがあったと伝えると、みんなが一斉に私の仕事を引き取ってくれます。子育て中の上司からも『今日は、子どもが熱を出したためテレワークにします』と連絡が入ったりすることもあります」
家庭でも、夫婦で協力しながら仕事と育児の両立を図っています。
「夫とは子どものお迎えや家事を分担していますし、お互いの仕事の繁忙期には、カバーし合うようにしています。私が出張で1週間ほど不在になる時は、夫が1人で頑張ってくれていて感謝しています」
休日は子どもとの時間を大切にしつつ、自身の休息も確保します。
「子どもの習い事の送迎を夫と交代で担当し、どちらかは自由に休めるようにしています。家族みんな元気な時は、公園などに出かけていますね」
今後のキャリアについて、山根は管理職への挑戦を視野に入れています。
「まず、現在担当しているプロジェクトと、未来創造活動の変革リーダーとしての役割を確実に遂行したいと考えています。それらを乗り越えた先には、管理職に挑戦したいという想いがあります。管理職になることで、より多くのことにチャレンジできると思っています」
最後に、ANAシステムズには、どのような人材が合うか、山根は次のように語ります。
「ANAシステムズは新しいことへのチャレンジを後押しする会社です。たとえば『ワクチャレ制度』という、担当している業務以外でやりたいことを提案し、実現できる制度があります。
また、ANAグループをワンチームと捉えて、共に協力し合い、グループの目標実現をめざすという特徴があります。私のようなグループ会社から来た社員など、多様な背景を持つメンバーが協力し合い、1つの目標に向かう点がこの会社の大きな魅力です。
新しいことにチャレンジしたい方や、他者と協力しながらチームとして働くことを大切にする方は、きっと活躍できると思います」
※ 本記事はtalentbookに掲載されている、ANAシステムズ株式会社のストーリーを紹介しています。
※ 記載内容は2025年8月時点のものです
この記事のライター
talentbook
6
talentbook(タレントブック)は就活・転職活動に役立つロールモデルと出会えるサイトです。talentbookに掲載されているコンテンツでは、企業で働く社員(タレント)自身が仕事内容や仕事のやりがい、キャリアパスについて語っているほか、働く環境やカルチャーなども紹介しています。
キャリアの人気ランキング
新着
公式アカウント