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「Webデザイナーとして独立したい」という憧れはあるものの、会社員を辞める決断ができずに悩んでいる方もいるのではないでしょうか。副業で少しずつ実績がついてきても、「本業にして収入は不安定にならないだろうか」「失敗して後悔しないか」と不安になるのは当然のことです。
この記事では、副業からフリーランスとして独立を目指す女性に向けて、独立するために必要な3ステップや、よくある失敗例を徹底解説します。独立のタイミングを見極め、自信を持って次の一歩を踏み出せるよう、今の自分に必要な準備ができているか一緒にチェックしていきましょう。
独立する方法には「会社を設立する」という選択肢もありますが、ここではフリーランスとして活動を始める場合を想定し、基本となる3つのステップを紹介します。
それぞれのステップを見ていきましょう。
独立してフリーランスとして成功するには、実践的なスキル習得に加え、戦略的なポートフォリオが必要です。ポートフォリオは単なる作品集ではなく、「どんな課題に対して、どんな意図で、どんな成果につなげたか」を証明するもの。質の高いポートフォリオは、高単価な案件を獲得するための強力な営業ツールになります。
そのため、クライアントは「どのような思考で課題を解決したか」という過程を評価しています。ポートフォリオには、制作意図やターゲット選定、構成の工夫、課題へのアプローチ方法まで詳細に記載しましょう。
実務経験がない場合は、架空の店舗サイトやサービス紹介LPを想定して制作し、実績としてまとめるのも有効です。以下では、女性向けキャリアスクール「SHElikes(シーライクス)」で未経験からWebデザイナーを叶えた受講生のポートフォリオを紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
独立してから仕事を探すのではなく、会社員のうちに複数の案件獲得のルートを確保しておきましょう。依頼元が一社のみだと、その契約が終了した時点で収入が途絶えてしまう可能性が高くなり、リスクがあるためです。
具体的な案件獲得ルートとしては、以下が挙げられます。
クラウドソーシングサイトは案件数が豊富というメリットがある一方で、手数料が発生することや、報酬単価が比較的低い案件があることに注意が必要です。SNSで日々の制作物やデザインへの知見を発信してファンを増やしたり、知人・友人に「Webデザインの仕事を始めた」と伝えたりするのもおすすめの方法です。
個人事業主として独立する場合、「個人事業の開業届出書」に必要事項を記入して税務署に提出しましょう。所得税の確定申告において、青色申告で申告したい方は、「開業届」と一緒に「青色申告承認申請書」を提出しておきましょう。青色申告には最大65万円の控除が受けられる大きなメリットがあるため、節税を意識するなら青色申告での確定申告がおすすめです。
ちなみに、起業時にWebデザイン制作会社を設立する場合は、法務局に法人の設立登記を申請する必要があります。開業届の提出方法についてもっと詳しく知りたい方は、以下の記事をチェックしてみてください。
Webデザイナーとして独立を考えている方の中には、「いつ踏み出すべきか」とタイミングに迷う方もいるでしょう。ここでは、独立の時期を見極めるための3つの判断軸を紹介します。
それぞれの判断軸を見ていきましょう。
1つ目の判断軸が、収入面です。副業の収入が本業の手取り額を超えている、あるいは数ヶ月連続で安定した売上が立っているのであれば、独立後も継続して収入を得られる可能性が高いと考えられます。ただし、単発の大型案件によって一時的に売上が増えているだけの場合は、翌月以降に仕事が途切れてしまう可能性もあります。
継続案件(リピーター)を確保できているか、特定のクライアント1社だけに依存していないかなど、収入の「金額」だけでなく「質」と「安定性」も重要です。最低でも半年程度、安定した副業収入が続いている実績があると、突然収入がゼロになるリスクを抑えやすくなるでしょう。
2つ目の判断軸が、デザイン以外にも武器となるスキルを持っているかです。「デザインだけ」できるWebデザイナーは飽和状態にあり、単価競争に巻き込まれやすいのが現実です。独立して長く生き残るには、デザインに加え、他の価値を提供できるかが大きな鍵となります。
例えば、SEOを意識したコーディングができたり、動画編集まで一貫して対応できたりするWebデザイナーは、クライアントから重宝されます。クライアントの課題を部分的ではなく包括的に解決できるスキルを身につけることで、活躍し続けられるWebデザイナーを目指せます。
フリーランスとして独立する際は、生活費の3〜6ヶ月分以上の貯蓄を確保しておきましょう。フリーランスは、仕事をしてから報酬が入金されるまでに時間差が生じることがあります。また、体調不良などで働けない期間が続くと、その間は収入が発生しないというリスクもあります。精神的な余裕を持って仕事に取り組むためにも、最低でも生活費の3ヶ月分、できれば6ヶ月分程度の貯蓄を確保してから独立するのがおすすめです。
なお、独立後は国民健康保険や年金の支払いも生じるため、これらの固定費も考慮したうえで、あらかじめ十分な貯蓄を準備しておくことが大切です。
準備万端で独立したつもりでも、思わぬ落とし穴にはまってしまうことがあります。先輩フリーランスが陥りがちな以下の3つの失敗例を紹介します。
それぞれの失敗例を見ていきましょう。
独立直後に陥りやすいのが、「スキルはあるのに仕事がない」という状況です。これは、デザイナーとしての技術不足ではなく、営業力や発信力が不足しているのが主な原因です。会社員時代は営業担当が案件を獲得してくれていたかもしれませんが、フリーランスになると自分自身が営業の役割も担います。
ポートフォリオを整えたうえで自ら提案文を送ったり、人脈を広げたりと、主体的に行動することが大切です。こうした取り組みを重ねなければ、案件の獲得にはつながりにくいのが現実です。「良いものを作れば自然と仕事が集まる」という受け身の姿勢は捨て、ビジネスの一部として営業活動に取り組みましょう。
実績作りや「断ったら次がないかも」という不安から、相場より安すぎる単価で仕事を受けてしまい、忙しいのに稼げていない状態になるケースもあります。一度低い単価で受けてしまうと、そのクライアントへの値上げ交渉は心理的に難しく、モチベーションの低下にも繋がります。
自分のスキルに見合った適正価格を把握し、自信を持って見積もりを出すこと、そして安売り競争には参加せず、提案力や品質といった付加価値で勝負する姿勢を持つことが重要です。「安さ」ではなく「価値」で選ばれるデザイナーを目指さなければ、低単価案件からは抜け出せません。自分の仕事の価値を正しく伝え、適正な価格を提示していきましょう。
自由な働き方が魅力のフリーランスですが、それは自己管理ができることが前提です。始業時間も就業時間も決まっていないため、ダラダラと過ごしてしまったり、逆に納期の不安から休みなく働き続けて体調を崩したりすることも珍しくありません。
自分の作業スピードを把握した上で、オンとオフの切り替えを意識し、無理のないスケジュールを組むなど、会社員時代以上に自己管理能力が求められます。体調管理も仕事のうちと考え、無理をしすぎない働き方のルールを自分で定めることも大切です。
技術的なスキル以上に重要なのが、フリーランスとして活動するためのマインドセットです。長く活躍し続けるWebデザイナーになるためには、以下の3つのマインドを押さえておきましょう。
それぞれ詳しく紹介します。
言われた通りのデザインを作るだけのWebデザイナーはただの「作業者」となり、いずれAIやより安価なサービスに代替されてしまいます。クライアントが真に求めているのは、デザインを通して「売上を伸ばしたい」「認知を広げたい」といったビジネス課題の解決です。
そのため、「なぜこのデザインなのか」を論理的に説明し、時にはプロの視点から「こうした方がより効果的です」と提案する姿勢を持ちましょう。頼れるビジネスパートナーとしての地位を築くことが、継続的な依頼や紹介に繋がります。単に手を動かすだけでなく、クライアントの事業成長にコミットする熱意と姿勢こそが、フリーランスとしての価値を最大化します。
Web業界の技術やトレンドは、目まぐるしいスピードで変化し続けています。数年前に主流だったデザインや技術が、今はもう古いと言われることも珍しくありません。独立すると会社員時代のような研修制度や先輩からの指導はないため、自ら情報を取りに行く姿勢が重要です。
新しいデザインツール、トレンドの配色、UI/UXの考え方などを常にキャッチアップし、スキルをアップデートし続けることが、選ばれるデザイナーにつながります。変化の早い業界では、現状にとどまるだけでは競争力を維持しにくいのが実情です。好奇心を持って新しい技術や知識に触れ続ける習慣を身につけ、継続的に学び続ける姿勢を大切にしましょう。
仕事がなくなる不安から、無理な納期や理不尽な要求、極端な低単価の依頼などを引き受けると、心身ともに大きな負担がかかります。質の高い成果を提供し続けるためにも、自分のキャパシティを超える案件や、信頼関係を築くことが難しい相手からの依頼は、断る判断も必要です。「何でもやります」という姿勢ではなく、お互いに尊重し合えるクライアントと継続的に関係を築いていくことが、フリーランスとして安定して活動するためのポイントです。
自分の安売りは業界全体の価値を下げることにも繋がるため、プロとして毅然とした対応を心がけましょう。断ることは悪いことではなく、自分と良質なクライアントを守るための重要なスキルです。
AIの台頭により、デザインスキル一本での独立は競争が激化しています。そこで重要になるのが、Webデザインと別のスキルを掛け合わせることです。掛け算できるスキルの例としては、以下の3つが挙げられます。
それぞれのスキルを見ていきましょう。
綺麗なデザインを作るだけでなく、「集客できる」「商品が売れる」デザインを作れるデザイナーは希少価値が高い傾向にあります。Webマーケティングの知識があれば、ターゲットに刺さる構成や、クリックしたくなる導線設計など、成果を見据えた提案が可能です。
クライアントの売上に直接貢献できるデザイナーは、単価が高くても指名され続けるため、独立後の収入安定にも大きなメリットをもたらす心強い掛け算スキルともいえます。デザインの意図や効果を数字で語れるようになれば、収入だけではなく、案件の幅も広がるでしょう。
デザインからコーディングまでを一貫して担当できると、クライアントの手間を大幅に減らすことができ、重宝されます。HTML/CSSはもちろん、WordPressの構築や簡単なJavaScriptの知識があれば、Webサイト制作を丸ごと請け負うことが可能になり、受注単価の大幅なアップが実現可能です。
また、自分で実装を理解していると、コーディングのしやすさを考慮した現実的なデザインが作れるようになり、エンジニアとの連携もスムーズです。制作の川下工程までカバーできるスキルは、フリーランスとしての対応力を広げ、案件の幅も広げます。
最近のWebサイトやSNS広告では、静止画だけでなく動画コンテンツの需要が急増しています。Webデザインに加え、簡単な動画編集やモーショングラフィックスのスキルがあれば、Webサイトのメインビジュアルに動画を使ったり、YouTube広告用の動画を作ったりと、提案の幅が格段に広がります。
視覚的な訴求力を強めたいクライアントにとって、静止画も動画も任せられるクリエイターは需要が高いです。InstagramのリールやTikTokなど、ショート動画の制作ニーズも取り込めるようになります。
スマホ時代における動画需要は高まる一方であり、デザインスキルとの相乗効果で、仕事の幅を一気に広げることができるでしょう。
「Webデザイナーとして独立したいけど、不安が残る…」「独立に向けて、もっとスキルを増やしたい」と考えている方には、女性向けキャリアスクールSHElikesがおすすめです。
SHElikesは、Webデザインはもちろん、マーケティングや動画編集など全50以上の職種スキルが定額で学び放題です。Webデザインと掛け合わせできるスキルを学ぶことで、自分の市場価値を高めることができます。
また、同じ目標を持つ仲間と切磋琢磨できるコミュニティもあり、孤独を感じやすいフリーランス準備期間も、モチベーションを保ちながら進められるでしょう。
実際にSHElikesを活用し、未経験からWebデザイナーとして独立・転身を叶えた先輩たちのストーリーを3つ紹介します。
それぞれのストーリーを見ていきましょう。
新卒でイベント会社の法人営業として働いていたtotoさんは、本業でスライドを制作したことをきっかけに、IllustratorやPhotoshopに興味を持ち、SHElikesに入会しました。デザインだけでなくライティングやマーケティングも幅広く学び、正社員デザイナーから半年ほどでWebデザイナーとして独立を果たします。
現在は派遣として週3日出社し、業務委託で3社の仕事を受注。適度に出社することで生活リズムを保ち、自由なライフスタイルを実現しています。
銀行員として働いていたまゆこさんは、この先も同じ仕事を続けていく将来像を思い描くことができず、キャリアに迷いを感じていました。そんなときにWebデザイナーに興味をもち、キャリアチェンジを叶えるためにSHElikesへ入会します。
デザインのプロが伴走してくれる「SHElikes PRO デザイナー」も受講し、未経験からWebデザインスキルを習得。課題を通じて制作したポートフォリオが評価され、現在は2社と業務委託契約を結んでいます。未経験からでも正しい努力と環境があれば、理想の働き方は実現できることを証明しています。
専業主婦だったまほさんは、未経験からSHElikesでWebデザインを学び始めました。二人の子育てをしているまほさんにとって、時間や場所を選ばずに進められる動画学習スタイルは相性の良い学び方だったといいます。学習開始からわずか5ヶ月という驚異的なスピードで、地元の企業や店舗から案件を獲得することに成功。
現在は地元新聞に事業が掲載されたり、お客様からの紹介で案件が増加したりと、地域密着型のWebデザイナーとして仕事をしています。「地方にいても、スキルがあれば仕事は作れる」ことを証明し、仕事とプライベートの両立を実現。ライフステージの変化に合わせ、自分自身の手で新しいキャリアを切り拓いた好例といえるでしょう。
Webデザイナーとして独立することに不安を感じる方もいるかもしれません。しかし、必要な準備を一つずつ進めていけば、誰でも独立を目指すことができます。そのうえで、長く活躍できるフリーランスを目指すには、クライアントのパートナーであるという意識をもち、常にスキルや情報を継続的にアップデートしていく姿勢が欠かせません。
女性向けキャリアスクール「SHElikes」では、Webデザインやライティング、マーケティングなど50以上の職種スキルが学び放題。自分の目標やフェーズに合わせて、必要なタイミングで必要なスキルを身につけられるため、あなたの強い味方になるはずです。
少しでも興味がある方は、ぜひ無料体験レッスンに参加してみてくださいね。
この記事のライター
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SHEsharesは、女性向けキャリアスクールSHElikesが運営する、自分らしいキャリアのヒントが見つかるライフスタイルメディアです。Webデザインやライティングなど、未経験からスキルを身につけ、理想の働き方を叶えた女性たちのインタビューを豊富に掲載。キャリアチェンジの成功談や仕事事例などを通じて、一歩踏み出したい女性の背中を押し、新しい生き方のきっかけを提案しています。
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