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フードコーディネーター・スパイス香辛料アドバイザーの笠原知子です。フライパンひとつで作れるチャーハンですが、家で作ると、べたついてしまったりして、うまく作るのはなかなか難しいもの。でも、家でおいしいチャーハンが食べられたらうれしいですよね。今回は、カニ缶を使って、手軽にできておいしいチャーハン作りを目指したいと思います。
中華料理店では、強い火力でごはんをあおりながらチャーハンを作っていますよね。強い火力で水分を飛ばしてパラリとした仕上がりにするそうです。
テフロン加工のフライパンと、家庭用のコンロでつくる場合も、できる範囲で手早く作るようにしたいので、材料はすべて切りそろえて、調味料もすぐ使えるように準備してから作り始めるようにします。
冷たいご飯を使うと、フライパンで加熱する時間が長くなり、何度もかき混ぜて粘りがでてしまう原因になります。冷ご飯を使う時は、レンジで温めてから使うようにします。また、固めに炊いたご飯を使えば、よりうまく仕上がります。
一度にたくさん炒めると時間もかかり、フライパンの温度も下がりがちなので、多くても2人前、できれば1人前ずつ作るのがおすすめです。
ご飯をへらで切るようにしてほぐしながら炒め、時々フライパンを振って全体を混ぜ合わせます。ずっとフライパンを振っていると、温度が下がってしまうので、時々振る程度にします。
卵をご飯に入れて混ぜてから炒めるというやり方もありますが、パラパラに仕上がる一方、舌触りが荒くなる感じで、我が家では別々に炒める方に軍配があがります。
味の好みもあると思いますが、今回は、別々に炒めるやり方で、裏ワザ的にマヨネーズをご飯に加えて作ります。マヨネーズでご飯がほぐれやすくなるので作りやすく、味にもコクが出て、しっとりパラリと仕上がります。
・ごはん 多めに2膳
・カニ缶 1缶
・長ねぎ 1/2本
・卵 2個
・マヨネーズ 小さじ2
・サラダ油 大さじ2
・醤油 小さじ1
・塩胡椒 適量
① 長ネギはみじん切りにする。卵は溶きほぐし、カニ缶の汁を混ぜておく。
② 冷ご飯を使う場合は、ラップをせずにレンジで温める。マヨネーズを加えてざっくりほぐしておく。
③ フライパンを熱し、十分温まったら、サラダ油を入れる。
④ 卵を入れたら、すぐに卵の上にご飯を入れ、ほぐしながら炒める。
⑤ ご飯と卵をしっかり炒めたら、長ねぎとカニ缶の身を入れて炒める。
⑥ 醤油を加え、塩胡椒で味を調える。
油はサラダ油だけでなく、ごま油を足すとよりコクを感じる味わいになりますが、お好みで。私は半分をごま油にするのが好きです。
また、仕上げに、ちぎったレタスを入れると、シャキシャキ感がプラスされ、さっぱりと食べられます。
また、チャーハンにとろりと餡をかければ、味に変化もでて、ご馳走感が出ますよね。餡かけの具材にえのきだけを入れると、シャキシャキとした食感もプラスされるので、おいしいですよ。
・鶏がらスープ 300cc
・えのきだけ 1/4パック
・長ねぎ 10cm
・生姜 薄切り1~2枚
・卵白 1個分
・サラダ油 小さじ1
・片栗粉 大さじ1/2
・水 大さじ1
・塩胡椒
① 長ネギは千切りにする。生姜は細い千切りにする。えのきだけは石づきを取りほぐしておく。
② 鍋にサラダ油を入れて火にかけ、しょうがとねぎを炒める。えのきだけと鶏がらスープを鍋に入れて煮る。
③ 片栗粉を水で溶いたものを少しづつ加えてとろみをつける。スープをかき混ぜながら卵白を少しずつ加え、塩胡椒で味を調え、チャーハンにかける。
ちょっとした手順をおさえれば、材料も少なく、手早くできるチャーハン。
カニ缶を使ったチャーハンは、刻んだりする手間もいらず、手軽なのにちょっぴりリッチに楽しめます。ランチなどに、ぜひ、作ってみてくださいね。
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この記事のライター
笠原知子
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IT企業で8年勤務した後、出産で退職。現在は、パソコンインストラクターとして仕事をしながら、Webと、企業様向けに、お酒と共に楽しむ料理を中心としたレシピを提供しています。
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