レンズ豆のレシピ|栄養満点すぐにできる簡単レシピ3選!スープやカレーに

更新日:2020年6月24日 / 公開日:2018年3月7日

乾燥豆は水戻しが必要なものが多いですが、レンズ豆は水戻しが不要なんです。しかも、うまみがぎゅっと詰まっているので、手軽なだけでなく、美味しさや栄養もバッチリ!洋風料理にも使いやすく、お洒落な豆料理が手軽にできるうれしい食材です。今回記事では、レンズ豆を使った手軽で美味しいレシピを3つご紹介します。

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レンズの語源はレンズ豆

平べったくて、真ん中がぷくっと膨らんだ形のレンズ豆。レンズの語源は、このレンズ豆だそうです。西アジアが原産で、インドやフランス、イタリアなどでもよく使われるそうです。

レンズ豆の種類

売り場で目にするレンズ豆は、この2種類かと思います。

種類が違うように見えますが、このレンズ豆は同じもの。茶色いものは皮あり、皮をとったものが、オレンジ色のものです。皮つきのものは、煮崩れしにくく、しっかりとした豆の味わいが楽しめます。オレンジ色のものは、やわらかな味わい。加熱すると黄色になります。

レンズ豆の栄養

レンズ豆には、食物繊維がたっぷり。ビタミンB、ビタミンE、鉄分も豊富に含まれているので、女性には特にうれしい食材ですね。それでは、手軽に作れて、栄養たっぷりなレンズ豆、まずはサラダを作ってみましょう!

レンズ豆のサラダの作り方

シンプルな味付けのあっさりしたサラダです。ハムや野菜も数種類いれましたが、玉ねぎとパセリだけでシンプルに作れば、付け合せや常備菜としても重宝します。

材料(4人前)

レンズ豆(皮つき) 100g
ハム 2~3枚
玉ねぎ 1/4個
セロリ 1/3本
パプリカ 1/4個
パセリ 適量
オリーブオイル 大さじ2
ワインビネガー 大さじ1
塩・胡椒 適量

作り方

① レンズ豆は水で洗い、たっぷりの水で、柔らかくなるまで茹でる。(20分くらい)

② 玉ねぎ、セロリ、パプリカは、それぞれレンズ豆と同じくらいの大きさの角切りにして、塩を少しふっておく。ハムも同じくらいの大きさに切る。

③ オリーブオイル、ワインビネガー、塩、胡椒をよく混ぜ、ドレッシングを作る。

④ 野菜は水気をペーパーなどでとり、レンズ豆、みじん切りにしたパセリと一緒にドレッシングで和える。

レンズ豆のスープ煮の作り方

野菜やベーコンと一緒にスープで煮ました。スープをたっぷり入れて汁物として食べても、具材を多くつかえばメイン料理にもなります。

材料(2~3人分)

レンズ豆(皮つき) 100g
ベーコン(ブロック) 50g
玉ねぎ 1/4個
にんじん 1/4本
セロリ 1/3本
キャベツ 2枚
椎茸 2枚
コンソメスープ 500~600cc
オリーブオイル 大さじ1/2
ローリエ 1枚
塩・胡椒 適量

作り方

① レンズ豆は水で洗い、たっぷりの水で15分くらい茹でる。

② ベーコン、玉ねぎ、にんじん、セロリ、しいたけ、ベーコンは、7mm位の角切りにする。キャベツは少し大き目に切る。

③ 鍋にオリーブオイルを入れて、ベーコン、玉ねぎ、にんじん、セロリを炒める。コンソメスープとローリエを加え、沸騰したらキャベツ、しいたけ、レンズ豆、を加えて野菜が柔らかくなるまで煮る。塩、胡椒で味を調える。

レンズ豆は、皮つきのものを下茹でして使いました。下茹でせずに、野菜と一緒に煮ても大丈夫ですが、スープに少し茶色い色が出て、煮汁に少し渋みが出ます。豆のうまみも煮汁に出ているので、私は、スープ煮にする時は下茹でしたものを使い、豆の味をより感じたいトマト煮やカレーに使う時は、そのまま使っています。

皮つきのものは煮崩れしませんが、皮なしのものを使ってとろりと仕上げてもおいしいですよ。皮なしのものを使う場合は、下茹でをせずに、野菜と一緒に煮込んでください。

レンズ豆カレーの作り方

皮のない赤レンズ豆を使ったカレーは、やさしい味わいです。

材料(2人前)

赤レンズ豆(皮なし) 120g
玉ねぎ 1/4個
トマト 1個
カレー粉 大さじ1
クミンシード 小さじ1/2~1
にんにく 1片
生姜 1片
青唐辛子 2本
ココナッツミルク 70cc
香菜(パクチー) 適量
サラダオイル 大さじ1
塩 適量
水 400cc

作り方

① にんにくは細かいみじん切りにし、生姜はすりおろす。玉ねぎはみじん切りにし、トマトはざく切りにする。青唐辛子は輪切りにする。

② 鍋にサラダオイルとクミンシードを入れて弱火にかけ、香りが出てきたらにんにく、玉ねぎ、生姜、青唐辛子、カレー粉を入れて炒める。

③ さっと洗った赤レンズ豆と水を入れて、沸騰したら15分ほど煮る。

④ ココナッツミルクとトマトを入れてトマトが煮崩れるまで煮て、塩で味を調える。

⑤ 火を止めて、刻んだ香菜を入れる。

赤レンズ豆は、お好みの加減まで煮ます。粒が残るように煮ても、煮崩れてもおいしいです。皮つきのレンズ豆でもOKです。青唐辛子を入れましたが、なければ、赤唐辛子やパウダーのものでも。クミンシードを使うと、香りも味わいもアップします。

調理も簡単!栄養価抜群のレンズ豆でアレンジ料理を楽しもう!

いかがでしたでしょうか?

大豆や小豆は使うけれどレンズ豆は料理に使ったことがない、という人も多いのではないでしょうか。

レンズ豆は水戻しがいらず調理の手間がかからないことはもちろん、栄養価が高く、そして何より美味しいです。

レンズ豆は野菜料理はもちろん、肉料理や魚料理などどんな食品とも合うので、アレンジしだいでレシピは無限大です。 ぜひレンズ豆を使って、さまざまな料理を楽しんでくださいね。

まとめ

・レンズ豆は水戻し不要で、調理の手間がかからない レンズ豆は皮の有無によって豆の色が異なり、食感や味わいに違いがある
・レンズ豆は食物繊維やビタミンB群、鉄分が豊富で栄養価が抜群
・レンズ豆はごはんのおかずとしてはもちろん、おつまみとしても使える便利な食材

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