更新日:2018年4月1日 / 公開日:2018年4月1日
抹茶で風味をつけたミルクゼリーと、桜の花ゼリーの2層スイーツ。トッピングに桜を飾った春らしい見た目が可愛らしく、作り方はとても簡単です。春の季節のデザート、おもてなしにおすすめです。
春に咲く花、桜。
花を愛でる桜は、桜餅などの和菓子だけにとどまらず、さまざまなお菓子に姿を変えて親しまれています。
その桜の花を使って、簡単に作ることのできるゼリーをご紹介します。
葉を思わせる優しい緑色は、抹茶ミルク。花びらを思わせるピンク色には、桜の花のフリーズドライパウダーを使いました。
かすかな塩味と華やかな香り。まるでゼリーになった桜餅という趣です。
桜の独特な風味が苦手なかたは、食紅で色をつけても構いません。
ゼリーを作るのに欠かせない、ゼラチンパウダー。
水を加えてふやかしておき、加熱して溶かしたあと材料に混ぜるのが本来の作り方です。
けれど最近は、80度以上の湯を使い、混ぜ溶かして使うことのできるゼラチンパウダーが市販されています。
火を使わず作ることができて、とても便利です。
今回のゼリーは湯で溶かして使うタイプのゼラチンパウダーで作りました。
従来の水でふやかすタイプを使う方法も、あわせてご紹介します。
桜の花(塩漬け)…5つ
ホイップクリーム(加糖)…適量
☆抹茶ミルクゼリー
ゼラチンパウダー…5g
湯または水…50ml
グラニュー糖…40g
抹茶パウダー…2g
フリーズドライパウダー(桜の花)…1g
牛乳…200ml
☆桜ゼリー
ゼラチンパウダー…5g
湯または水…50ml
グラニュー糖…50g
フリーズドライパウダー(桜の花)…2g
湯…200ml
食紅…少量
① まずは、抹茶ミルクゼリーから作ります。材料のグラニュー糖、抹茶パウダー、フリーズドライパウダー(桜の花)を混ぜておきます。
② 沸騰寸前まで温めた牛乳を入れ、よく混ぜます。
③ 湯で溶かしたゼラチンパウダーを加えて混ぜます。プリンカップに5等分に注ぎ、冷蔵庫で冷やして固めます(通常のゼラチンパウダーは水を加えてふやかしておき、湯せんもしくはレンジ加熱で溶かして使います)。
④ 次に桜ゼリーを作ります。グラニュー糖、フリーズドライパウダー(桜の花)を混ぜておきます。
⑤ 湯を注いで混ぜます。色を足すときにはここで食紅を加えます。
⑥ 湯で溶かしたゼラチンパウダーを加えて混ぜます(通常のゼラチンパウダーは水を加えてふやかしておき、湯せんもしくはレンジ加熱で溶かして混ぜます)。
⑦ プリンカップに5等分に注ぎ、冷蔵庫で冷やして固めます。
⑧ ホイップクリームをのせ、桜の花(塩漬け)を飾ったらできあがりです。塩漬けの花は水で洗った後で水にさらし、余分な塩を抜いて使います。
市販の桜ゼリーは色をつけてありますが、せっかくの手作りなので、桜の花の自然な色のみで作ってみるのがおすすめです。
プリンカップは、耐熱ガラスのものを使いました。透明な器のほうが2層に分かれた様子を楽しむことができます。
ちょうど良い甘さで、とてもおいしくできました。
上にホイップクリームをのせないときには、少しグラニュー糖を足して各層のゼリーを作ると、同じようにおいしく味わうことができます。
花見だけではない、桜の花の楽しみ方。ぜひ味わってみてくださいね。
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