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しっとりした生地にシナモンが効いたフィリングをたっぷり塗って焼き上げ、甘みの強いクリームチーズのフロスティングをたっぷりかけたシナボンのシナモンロール。今回はそのシナボンのシナモンロールを、おうちでも作りやすいようにミキサー不要でちぎりパン風にアレンジした手作りシナモンロールのレシピをご紹介します。
【シナモンロール生地】
牛乳 120ml
グラニュー糖 50g
生イースト 10g(インスタントドライイーストなら3g)
卵 1個
無塩バター(室温) 50g
強力粉 300g
塩 小さじ1/2
シナモンパウダー 小さじ1/2
【フィリング】
ブラウンシュガー 100g
シナモンパウダー 小さじ2
無塩バター(室温) 50g
【クリームチーズフロスティング】
無塩バター(溶かし) 50g
粉糖 100g
クリームチーズ 100g
・シナモンロール生地とフィリングに使う無塩バターを常温に戻しておきます。
・型にオーブンシートを敷いておきます。
・オーブンを使う10分前に175度に予熱しておきます。
【シナモンフィリング】
① ボウルにバター、ブラウンシュガー、シナモンパウダーを合わせて混ぜ、使うときまでやわらかい状態のままとっておきます。
【シナモンロール生地】
① 牛乳を人肌くらいに温め、生イーストの入ったボウルに注ぎ入れます。よく混ぜ合わせて生イーストを溶かします。
② 大きなボウルに強力粉、グラニュー糖、シナモンパウダーを加えて軽く混ぜ合わせます。(インスタントドライイーストを使用する場合はここで粉類と一緒に加えます)
③ 溶き卵と①の生イーストと牛乳を加えます。
④ ゴムベラで全ての材料をよく混ぜ合わせます。(ハンドミキサーまたはスタンドミキサーでも可)
⑤ 粉気がなくなってきたら塩、そして常温に戻した柔らかいバターを少しづつ加えてさらによく混ぜ合わせます。
⑥ 打ち粉をした台の上に生地を取り出します。生地が手につかず、ツヤが出る状態になるまでよく捏ねます。水分と油脂が多い生地なので最初は少しべたつきますが、だんだんまとまってきます。もし生地がいつまでもベタつく場合は、さらに強力粉を加えて捏ね続けます。
⑦ 生地の表面を張らせて、大きめのボウルに入れます。ラップをかけ、部屋の暖かい場所やオーブンの発酵機能を使い、1時間ほど生地を発酵させます。生地が2倍くらいになればOKです。
⑧ 打ち粉をした台の上に生地を取り出して、長方形に伸ばします。巻き始めと巻き終わりの部分を避けてシナモンフィリングを全体に塗ります。
⑨ 生地を手前からくるくると巻き、筒状にします。
⑩ 生地を12等分します。
⑪ 準備した型に生地をひとつひとつ離して並べます。型の上からふわりとラップをかけ、30分ほど発酵させます。型いっぱいに生地が膨らめばOKです。
⑫ 予熱した175度のオーブンで18分ほど焼きます。 焼き上がったらオーブンから出して粗熱をとります。
【クリームチーズフロスティング】
① シナモンロールを焼いているあいだにクリームチーズ フロスティングを作ります。ボウルに溶かしバター、粉砂糖、クリームチーズを合わせてホイッパーでよく混ぜます。
② シナモンロールが冷めたらフロスティングを全体にかけ、スパチュラなどでのばしてできあがりです。
このレシピは20×28cmのスクエア型を使ってちぎりパンのように焼き上げています。ちょうどよい型がなければもっと小さい型でも作れます。(もっと厚みのあるシナモンロールができます。)
また型がなければ、天板に生地をひとつひとつ離して置いて焼き、個別のシナモンロールを作ることもできますよ。ぜひ試してみてくださいね!
この記事のライター
Chicca Food
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パティシエ、イタリアソムリエ協会認定ソムリエです。イタリア ローマ・フィレンツェ 、フランス ボルドーを経て現在パリ在住。フランスやイタリアのお菓子を中心に、チョコレートやフルーツを使ったお菓子や焼き菓子、お惣菜のレシピを紹介します。
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