更新日:2018年2月3日 / 公開日:2018年2月3日
まだまだ寒いこの時期。体の芯からあったまる“鍋物”は、食卓で呑みつつ、作りつつ、つまみつつ…晩酌の友としても嬉しい存在。だけど、和風な鍋は、さすがに飽きた…って方も多いのでは? 今回の鍋は、ピリ辛エスニック。鍋のあとの絶品スープは、ちょっと意外なアレで〆ます。
大勢でわいわい囲む大きな鍋も楽しいもの…ですが、我が家の晩酌兼晩ご飯で使うのは、だいたいこの写真左の小さな土鍋。
三重県伊賀の土楽窯の口付黒鍋の七寸。直径約21cmの土鍋です。
湯豆腐も常夜鍋もキムチ鍋もモツ鍋も、この土鍋で。程良い量で作りつつ、ちょこちょこつまんで、さらに次のラウンドはちょっと味を変えつつ具材を追加。
さらに、〆はうどんか中華麺なのか、リゾットにいくか…なんて様々変化させつつ、色々楽しめるというのがまた最高でして。
テーブルの上をドーンと占領しきってしまわない、“鉢”的なサイズ感も気に入っています。
その昔、大きな9寸の土鍋で同じような事をしていたもので…、最初もしっかり、二味目もしっかり、〆もがっちり食べて、それはそれはみるみる太って、エライことになってしまったことがありました(笑)。
そんな意味でも、私のようなタイプには、程良いサイズの鍋がおすすめ、なのであります。
寒くなると、ほんっと相撲部屋か!と思うほど“鍋”率の高い我が家。鍋って、おいしいし、あったまるし、簡単だし、ヘルシーだし、洗い物も少ないし…。いいこと尽くし!
“鍋”は続いても、味は日替わりで、醤油に味噌に中華にイタリアン…。アジアンな鍋も食べたいなーと思っていた時、見つけたのがコレ。トムヤムペースト。こんな便利なモノがあったんですねー。
スープに溶き入れれば、みるみるタイのトムヤムクンになってくれるという、凄いヤツなのです。
そして、もう一つ、頼りになるのが缶詰。ストックできるから、買い物にいけない日でも本当に助かります。鯖缶をサバの旨味たっぷりの漬け汁ごと使えば、スープいらず。
トムヤムペーストとレモンのお陰で、魚の臭みもなく、旨味たっぷりトムヤムクン鍋のできあがりー!
サバ缶…1缶
水とサバ缶の漬け汁…あわせて200ml
トムヤムペースト…小さじ2(メーカーによって辛さが異なります。味見をして加減してください)
厚揚げ…1枚
パクチー…1株(なければセロリでも)
ミニトマト…2個
レモン…1/4個
ライスペーパー…2枚
① 厚揚げは5mmの厚さ、パクチーは食べ良い長さ、ミニトマトは半分に切ります。
② 鯖缶の漬け汁と水をあわせて200ml用意し、トムヤムペーストを溶かします。
③ 鍋に鯖と②を入れ火をつけます。沸いて来たら、①を入れ、火が入ったらレモンを絞って頂きます 。
そして鍋のお楽しみと言えば、鍋あとの絶品スープですよね。このために鍋をした、と言っても過言ではないくらい!
「トムヤムクン鍋」のあとにも、全ての旨味を吸い取ったおいしいスープ、できてます!
ご飯を入れたトムヤム雑炊も、うどんやインスタント麺を入れたトムヤム麺もいけますが、何と言っても、イチ押しはコレ。
ライスペーパー!鍋の上でパリパリっと適当に割って、スープの中でちょっと煮たら、とろとろー。まるでベトナムのフォーのよう。
フォーだと、あらかじめ水で戻しておいたり、ちょっと一手間かかりますが、ライスペーパーは、ただ割るだけ。〆の頃には、すっかり酔っ払っちゃってても、大丈夫。
手間いらずで最後まで楽しめます(笑)。
そして、小さな土鍋は、片付けもラクチン。軽いし、小さいから洗うのもラクラク。
最初から最後まで、良いこと尽くしの小さな土鍋。使ってみませんか?
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