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お菓子がやめられない、という相談はスクールの受講生さまにも非常に多いです。「お菓子は体に良くないので我慢しましょうね」と口で言うのは簡単です。しかし頭ではわかっていてもなかなかやめられないから、みんな苦しむのですよね。そこでお菓子をやめたいのにやめられない人へのとっておきの対処法を3つご紹介します。
私がこの手の相談を受けたら、次のようにアドバイスするようにしています。
「お菓子をやめたいなら、そもそもお菓子をやめようとする行為をやめてください。」と。
お菓子をやめたいと言っているのにやめなくていいってどういうこと?と思われることでしょう。そう、やめようとしなくて大丈夫なんです。
なぜなら、人は食べちゃダメ!と禁止すればするほど、余計に欲しくなるものだからです。
あなたもこんな経験をしたことがありませんか?「よし、お菓子を絶対食べないぞ!」と意気込めば意気込むほど、余計にお菓子のことばかり考えてしまったことを。
お菓子を自然と欲しなくするためには、段階を踏む必要があります。その段階の一つとは、「他の代替え品を与えてあげること」。
白砂糖たっぷりのチョコレートやクッキー等のお菓子ではなく、他に満足できるもののことです。よくテレビや雑誌、本の中では、ナッツやドライフルーツにシフトするといい、と言われていますね。
これで満足が出来る人であればそれでいいと思います。しかし、本当に甘いものが好きな人は、ナッツやドライフルーツでは満足できないことを私は知っています。
お腹を満たすために間食をしたいのではなく、「甘いもの」が食べたいのですよね?もしそうなら、白砂糖たっぷりの市販のお菓子ではなく、それの代用ができるような、自然な甘味を使用したものにまずはシフトしてみることです。
そう、大事なのは「ガマン」ではなく「シフト」です。
では具体的にどのようなものにシフトするのか?
例えば、てん菜糖やアガベシュガーなど低GI値の甘味を使用したマクロビのチョコやクッキーを代用するのが簡単でオススメです(コンビニや成城石井で売っています)。
これらは血糖値の急上昇を抑え、同じお菓子でも太りにくくなります。さらに、自然な甘味である甘酒を使用し、甘酒SOYココア(甘酒+豆乳+ココア)を作ってみたり、小豆甘酒(ナチュラルな小豆+甘酒)を食べてみたりするのもいいでしょう。
このようにいくらでも甘いものの代替え品はありますし、工夫することができます。もちろん、どんなに質のいいものでも食べ過ぎはNGなので、あくまで適量を守ることは大切です。
ただ、大事なのは血糖値コントロールを意識すること。カロリーより血糖値コントロールこそがダイエットの決め手です。
いきなりお菓子をゼロにするのはきっとかなりハードルが高いはずです。でも「シフト」することなら簡単にできますよね。
ある一定期間白砂糖をとらずに代用品にシフトしていると、再び白砂糖のお菓子を食べたときに「甘過ぎるっっ!」と白砂糖の味をダイレクトに感じるようになるはずですよ。
もしお菓子の誘惑に負けそうになったら、「もし自分が〇〇さん(憧れの女優やモデルさん)だったら、このお菓子に手をつけるかな?」と考えてみてください。
例えば、「もし自分がミランダ・カーさんだったら、仕事帰りのコンビニでチョコを買い食いするかな?」「もし自分が石原さとみさんだったら、ランチに菓子パンだけで済ませたりするかな?」「もし自分が菜々緒さんだったら、お菓子のファミリーパックを一気食いしたりするかな?」と、このような感じです。
もし自分が自分の憧れとしている女優さんやモデルさんだったら、次の日の撮影や仕事のことを考えたり、もしくは常に人から見られている存在であったりすることを考えたら、食べても美しくならない食べ物からの誘惑には何としてでも負けないはずです。
このように、「もし自分が〇〇さんだったら…」と一歩引いた目線で客観的に考えることにより、自然と身が引き締まり、間食からの誘惑に惑わされることがなくなります。
私はかつてチョコレート星人で、毎日チョコレートを食べないと気が済まないタイプでした。
しかし、ある時私は、もうチョコレートを食べない自分になろう!と決意したので、チョコレートを食べたくて仕方がない衝動に駆られたときは、心の中で次のような呪文を唱え、コンビニでチョコレートを買わないようにしていました。
「これはブタの食べ物、これはブタの食べ物!」
「これはこれから美しくなる私の世界には存在しないもの!」
「これを食べるのは、まるでう◯ちを口にするようなもの!」
このような呪文をひたすら心の中で唱え、自分自身の欲求と戦っていました。
そう唱えているうちに、ハッと我に返ることができ、「あ!私はチョコレートとは決別したんだった!」と、欲求を抑えることができるようになったんです。笑
バカげた呪文ではありますが、意外と効果がありますよ。
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この記事のライター
鈴木梨沙
970
2013年に食生活を見直したことで3ヶ月で-10kgのダイエットに成功し、同時に肌荒れ、便秘、むくみ、心の安定など、様々な悩みを改善できたことから、食事の大切さに目覚める。2014年から単発の料理教室を開催し、その後2016年に美女養成スクール「The venus」を開校。2017年に日本ビューティーフード協会を設立。ダイエット、美肌、心の安定など、女性の様々なお悩みを、徹底的なカウンセリングから、食生活、生活スタイル、体質などを分析し、最短で最適な食生活の改善に導いている。
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