/
冷えた体を、優しく温めてくれるチャウダー!あさりの出汁が効いた、具だくさんで食べ応えのある定番のボストン風と、トマトたっぷりのマンハッタン風、ほっこり味噌味の3品をご紹介します。
スープ?シチュー?何が違う?
チャウダーは、アメリカ発祥のスープの一種です。スープとは洋食の汁物の事で、フランス語のポタージュも同じ意味です。チャウダーはスープより具が多めで、チシューより小さな具が入っていて、スープとシチューの中間くらいです。
クラムは、2枚貝の意味なので、あさり以外にも、ホタテやムール貝なども使われます。ちなみに、魚を使うとフィッシュチャウダーになります。
日本でもお馴染みと言えば、牛乳とバターを使ったクリーム系のボストンクラムチャウダーですが、他にも、トマトベースに出汁を効かせた、マンハッタンクラムチャウダーがあり、2大クラムチャウダーと言われています。
食べやすいあさりのむき身を使ったクリーム系を作ります。
・あさりのむき身…70~80g
・玉ねぎ…小1/2個(約80g、7~8mmの角切り)
・じゃがいも…小1個(約80g、7~8mmの角切り)
・セロリ…10cmくらい(約80g、7~8mmの角切り)
・マッシュルーム…3~4個(薄切り)
・ベーコン…40~50g(5~6mmの角切り)
・にんにく…1/2個(みじん切り)
・バター…10g
・小麦粉…大さじ2
・牛乳…300ml
・水…150ml
・顆粒/固形ブイヨン…4g
・ローリエ…1枚
・塩コショウ…適量
・オリーブオイル…適量
① 熱した深めのフライパンにオリーブオイルをひき、にんにく、玉ねぎ、じゃがいも、セロリの順に入れ、都度、中火で炒める。
② ベーコン、マッシュルームを加え、具材がしんなりしてきたら、バターと小麦粉を入れ、粉っぽさが無くなるまで炒める。
③ 水とブイヨン、ローリエを加え、フタをして具が柔らかくなるまで煮る。
④ 牛乳とあさりを加え、沸々してきたら弱火にし、塩コショウで味を調えたら、出来あがり。
殻付きのあさりを使った、トマト系を作ります。
・殻付きあさり…180~200g
・玉ねぎ…小1/2個(約80g、7~8mmの角切り)
・じゃがいも…小1個(約80g、7~8mmの角切り)
・セロリ…10cmくらい(約80g、7~8mmの角切り)
・にんじん…1/4本(約50g、5~6mmの角切り)
・ベーコン…40~50g(5~6mmの角切り)
・にんにく…1/2個(みじん切り)
・A缶詰ホールトマト…1/2缶(200ml)
・Aトマトペースト…大さじ1
・A顆粒/固形ブイヨン…4g
・Aドライタイム…ひとつまみ
・Aドライオレガノ…ひとつまみ
・水…200ml~適宜
・白ワイン…60~70ml(または酒)
・ローリエ…1枚
・塩コショウ…適量
・オリーブオイル…適量
① ひと晩水に浸け、砂出しをしたあさりを小鍋に入れ、ローリエ、白ワインを入れてフタをし、あさりの口が開くまで中火にかける。
② 熱した深めのフライパンにオリーブオイルをひき、にんにく、玉ねぎ、にんじん、じゃがいも、セロリ、ベーコンの順に入れ、都度、中火で炒める。
③ Aを加え、フタをして5~6分煮たらトマトを潰し、水と①を汁ごと加え、ひと煮立ちさせる。
④ 塩コショウで味を調えたら、出来上がり。
味噌と牛乳とを使って、和風に仕上げます。
・殻付きあさり…180~200g
・玉ねぎ…小1/2個(約80g、7~8mmの角切り)
・かぼちゃ…60~70g(7~8mmの角切り)
・しめじ…1/4株(約50g)
・ベーコン…40~50g(5~6mmの角切り)
・にんにく…1/2個(みじん切り)
・小麦粉…大さじ2
・バター…10g
・牛乳…300ml
・水…150ml
・酒…60~70ml
・出汁粉…小さじ1(または魚粉など)
・麦味噌…小さじ2
・塩コショウ…適量
・青ネギ…適量
・米油…適量
① ひと晩水に浸け、砂出しをしたあさりを小鍋に入れ、ローリエ、酒を入れてフタをし、あさりの口が開くまで中火にかける。
② 熱した深めのフライパンに米油をひき、玉ねぎ、にんにく、かぼちゃ、ベーコン、しめじの順に加え、都度、中火で炒める。
③ 具材がしんなりしてきたら、バターと小麦粉を入れ、粉っぽさが無くなるまで炒め、水を加えてかぼちゃが柔らかくなるまでフタをして煮る。
④ 牛乳と味噌、①を汁ごと加え、塩コショウで味を調えたら、青ネギを加えて出来上がり。
朝晩冷えるこの季節に、ぜひ、作ってみて下さいね!
【あなたにおすすめの記事】
■michill(ミチル)の「アプリ」が遂に登場!便利な機能をご紹介♡
■砂出し不要!15分で簡単あったかクラムチャウダー
■缶詰使用でカンタン♪小麦粉不要の野菜たっぷりシチュー
■10分でもう1品!トマトジュースでまぜるだけ簡単ガスパチョ
■たった8分で朝から温活!たっぷりきのこの生姜スープ
この記事のライター
ナチュラルフード・コーディネーター
茂木奈央美
8050
海外生活を経て、インドアグリーンスタイリストに。現在は、「日常と非日常を楽しむ食事」をテーマにナチュラルフード・コーディネーター、環境アレルギーアドバイザーとしてレシピ作成、カフェメニューのプロデュース、スタイリング、セミナー等を中心に活動中。自身が撮る写真が評価され、ニューヨークやロンドンで展示の経歴あり。料理を通して、毎日の生活シーンを心豊かに暮らせるヒントとレシピをお届けします。
レシピの人気ランキング
新着
カテゴリ
公式アカウント