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旬まっただ中の柚子。わが家にも毎年お願いしている高知の農園さんから無農薬柚子が届きました。バリエーションを変えながら年中使い回せるわが家には欠かせない調味料「柚子酢」と今しか楽しめない簡単なおうちおやつ「ゆずぷりん」とを紹介します。
柚子は無農薬のものを使いたいところですが、なかなか手に入れることが難しいこともあります。
そんな時はまず柚子を流水で洗います。さらに粗塩でこすり洗いし、もう一度水洗いすると安心です。これは輸入オレンジやレモンにも使える洗い方です。
洗った柚子を横半分に切ります。切り口を下にして搾ると皮をつたいながら果汁が落ちるのでより香り高い搾り汁になります。
今年も柚子2kg分で作りましたが柚子は種が多いので意外と果汁が少ないのです。
このままでお鍋や焼き魚、餃子と合わせたり、寿司酢としても使うことができます。
焼肉に塩だれとして使うのもおすすめです。
お刺身に使ったりオリーブオイルと混ぜてドレッシングにしたりとたくさん作って1年間使いまわします。
・柚子 500g〜1kg
・柚子果汁の重さの10%分
① 柚子の処理をします。
柚子は洗って半分に切って搾ります。
ザルでこして種と果汁に分けます。
② 塩を混ぜます。
ここで果汁の重さを計ります。
果汁の分量の10%の塩を用意します。
果汁と塩を混ぜてガラス瓶に入れて冷蔵庫で保存します。
(瓶の中に塩を入れて果汁を注ぐと楽です)
初めは塩が溶けきれませんが置くと溶けるので大丈夫です。
500g分くらいの柚子だと1週間くらいおくとまろやかになります。
冷蔵庫で1年ほどは大丈夫です。
柚子農園さんで教えていただいて以来、アレンジしながら何度も作りすっかりわが家のおやつになりました。型で抜かないのでポットラックやお土産にも。
・たまご Lサイズ3コ(正味量180gくらい)
・砂糖 80g
・大きめの柚子 1コ
・牛乳 350ml
・オーブンで加熱時の熱湯 適量
①下準備をします。
牛乳を常温にしておきます。
たまごはほぐしておきます。
柚子は皮をすりおろし(1コ分)果汁を絞っておきます(20ml使用)。
大きめの柚子1コを絞るとほぼ20mlくらい採れます。
②牛乳と砂糖を合わせます。
鍋に牛乳と砂糖を入れてかき混ぜながら中火にかけます。
砂糖が溶ければOKなので沸さないように気をつけます。
③オーブンに余熱を入れてカスタード液を作ります。
オーブンは140度 30分で余熱を入れます。
たまごにまず柚子果汁を混ぜ②も合わせたらこします。
こしたら柚子皮を加えます。
これでカスタード液の完成です。
④オーブンで加熱します。
型にカスタード液を注ぎます。
天板に器を並べて熱湯を注いでお湯を張ります。
⑤とろっと作りたい時と気になる温度のこと。
温度を落とすとよりとろっとなめらかに仕上がります。
130度に変えるとデミカップサイズや小さな器で(いずれも60mlくらい)20~25分。
上のガラスの器(80mlくらい)だと35~40分ほどで出来上がります。
いずれも目安なので状態を見ながら加熱時間を追加してみてください。
中心部に爪楊枝を刺してみて少しゆるいかなという程度だったらラップをかけておくと余熱で火が入ります。冷えるとさらに水分も落ち着き生地がしまります。
常温で冷ましたら冷蔵庫でしっかり冷やして召し上がってください。
今回は少しつやを出したかったので蜂蜜を薄く塗り、クコの実をトッピングしています。
柚子皮を細く切ってのせても素敵です。
お子様が召し上がる時はメープルシロップを使っても。
この冬も試作も兼ねて何度も作りましたが、何だか懐かしく飽きない大好きな味です。
オーブンを調整しながらお好きな出来上がり加減を見つけてくださいね。
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この記事のライター
イェジン
187
福岡生まれ 福岡育ち。国内外の航空会社などに勤務。退職後、ソウル大学 言語教育院に留学。滞在中に料理学院や友人達の家庭で様々な韓国料理を教わり帰国後も行き来しながら新しい知識を吸収しています。そして小さな興味から学びに変わったオリーブオイル。風味など特徴に合わせて韓国料理や和食に合わせるのも楽しみです。素敵な友人や先生方との出会いと何より夫の応援に感謝しています。
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