材料はレモンと塩だけ!魔法の万能調味料♪『塩レモン』

更新日:2018年2月8日 / 公開日:2018年2月8日

国産レモンの季節到来!何に入れてもおいしい万能調味料『塩レモン』を手作りしませんか?材料はレモンと塩だけと、実はとっても手軽。食べ方はアイデア次第で無限大です。『塩レモン』を使ったアレンジレシピもご紹介します!

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このレシピを試すのにかかる時間

  • 約10分

このレシピを試すのにかかる金額

  • 約330円

そもそも『塩レモン』ってなんだろう?

すっかり日本でも定着した感のある『塩レモン』ですが、あらためてどんなものかもう一度おさらいを。

“塩レモン”とは、レモンを皮ごと塩で漬け込んで熟成させた調味料です。

熟成させることで、皮まで柔らかく、酸味もマイルドになり、生のレモン×塩では得られないようなまろやかな味になるのです。

お肉やお魚の漬け込みからソース、サラダやドレッシングなど幅広く使えます。

基本の塩レモンの作り方

自分で作った塩レモンは格別です。毎日瓶をふりながら、日々熟成して育てていくのはとても楽しいもの。

さあ、さっそく作ってみましょう!

材料(作りやすい分量)

・レモン(国産) 2~3個
・塩(できれば天然塩) レモンの正味重量の10%
・保存瓶(煮沸消毒しておく) 1個

*レモン2個で、塩20g(大さじ1・1/3)、レモン3個で塩30g(大さじ2)が目安です。
*皮ごと食べるので、国産などのノーワックスのもの、できる限り農薬を使用していないものを使いましょう。

作り方

① レモンはよく洗って水けをペーパータオルなどでしっかりとふく。

② レモンはくし形切りに6~8等分に切る。

③ 煮沸した清潔な瓶に、②のレモンと塩を交互に詰める。蓋をしっかりとしてふる。

④ 直射日光などを避け、常温で保存し、一日1回以上上下をさかさまにするようにふる。約2週間程度してとろみが出てきたらOK。

ポイント

・調理器具は清潔なものを使いましょう。

・一度開封したものは、冷蔵庫で保存し、できるだけ早めに使いきるようにします。また、塩レモンを取り出す箸なども清潔なものを。

・雑菌が入り、カビなどが出てきた場合は、各自判断して使うのは控えてください。

2週間たつとこんな感じに。しっとりとして、とろみのある汁が出てきます。

この、塩レモンから出てくるとろみのある汁は、ドレッシングにしたり、お肉やお魚をマリネしたりと万能です。

くし型の塩レモンは、種を包丁の先端で除き、皮もワタの部分も、刻んだり、細切りにしたりして使います。

塩レモンを使って『鶏のから揚げはちみつ塩レモンだれ』

下味、ソース、両方に“塩レモン”を使っていきます。お肉に刻んだ塩レモンを揉みこむことで、柔らかく、さっぱりした味に仕上がります。

タレの塩レモン×はちみつの相性も抜群。甘酸っぱい餡を絡めた唐揚げは、夕飯に、そしておつまみにもピッタリですよ!

材料(2人分)

・鶏もも肉(大) 1枚
・A 塩レモンみじん切り 1切分
・A 酒 大さじ1
・A 生姜すりおろし 小さじ1/2
・片栗粉 適量
・揚げ油 適量
・B 塩レモンみじん切り 小さ目1切れ分
・B はちみつ 大さじ1
・B 水 大さじ2
・B 醤油 小さじ2

作り方

① 鶏もも肉は5cm角に切り、Aをもみこみ、できれば30分以上漬ける(ビニール袋などに入れて冷蔵庫に入れて漬けこむ)。時間がない時はすぐに作ってもOK。

② ①に片栗粉をしっかりとまぶし、170度に熱した油で約6~8分間火が通るまで揚げる。

③ 小さなフライパンにBを中火で煮立て、沸騰して泡が出てきたら②を入れて手早く煮絡める。

アイデア次第で様々なお料理に使える『塩レモン』。
刻んでクリームチーズに混ぜたり、バターに混ぜてじゃがいもに載せてもおいしいです。

アレンジレシピはぜひ、私の著書『レンジで簡単!塩レモンレシピ』(新星出版社)もチェックしてくださいね。こちらの本では、瓶なしでも作れるジップロック(チャック付保存袋)を使った方法も詳しく紹介しています。

今年はぜひ、『塩レモン』作りにチャレンジしてみてください!


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